【Think Athleteインタビュー】プロサッカー チョン・ソンリョン選手 新たな目標に向かって Vol.3

Think Athlete / スポーツ / 休息タイプ-休養学 / 運動タイプ-休養学

目標に向かい進み続けるために、コンディショニング作り、そしてアスリート人生を設計できる方を、Think Athleteと定義。ベネクスとしては、リカバリー環境のサポートにより、悔いのないアスリート生活、人生のサポートをすることを目指しています。

今回はThink Athleteの第9弾として、プロサッカー チョン・ソンリョン選手に取材をさせていただきました。

前回までの記事はこちら→【Think Athleteインタビュー】プロサッカー チョン・ソンリョン選手 リカバリーする概念がこのウェアで変わった Vol.2

――長いキャリアのソンリョン選手。日本ではフロンターレでタイトルを獲得し、韓国代表としてワールドカップもオリンピックも経験されています。輝かしい経歴ですが、まだ自分がプレーをし続ける、目標を持ち続ける上でのモチベーションは以前も現在も変化はないものなのでしょうか?

「プロになって最初の考えは正直40歳ぐらいまでプレーできればいいなというものでした。ただ、結婚をして、子供にたくさん恵まれて、その考え方は段々変わっていきました。子供たちが大きくなっても自分の仕事を、現役でプレーしている姿を見せたいという思いが強くなってきました。1分、1秒でも長くプレーしたいという思いです。」

――いまお話したご家族へのモチベーションと同時に、競技者自身としてのモチベーションはいかがでしょうか?

「プレーヤーとしては、毎シーズン常にチームで優勝するのが目標であることに変わりはありません。あと個人的にはJリーグで300試合出場を達成することがいまの目標です。さらに言うと、Kリーグではあと4試合出場で300試合に届きます。ですので、両リーグでそれぞれ300試合以上の出場を達成したいですね」

――今回のインタビュー「ThinkAthlete」は、目標に向かい進み続けるためにコンディショニングを作り、アスリート人生を設計できる方という定義をしています。例えばストイックに自分の体や心と向き合い、競技人生を突き進むような選手もいますが、ソンリョン選手にとってどのような行動をする人がそれに当てはまると思いますか?

「皆さん小さい頃、若いときから目標を持っていたと思いますが、それを達成するために一生懸命頑張る人はもちろん当てはまると思います。また、それを達成した後には、また新たな目標ができるものです。その新たな目標に向かって、再びモチベーションを上げて取り組んでいく。そういう人生設計が必要だと思います」

――今日はソンリョン選手の新たな目標をたくさん聞くことができました。

「先日、イタリアを代表する偉大なGKのジャンルイジ・ブッフォン選手が引退しましたが、彼は45歳までプレーしました。韓国で一番長くプレーしたGKは元韓国代表のキム・ビョンジさんで46歳まで現役でした。Kリーグ出場数も700試合を達成しましたからね」

――では、ソンリョン選手には47歳まで頑張っていただきたいです(笑)。

「ベネクスでリカバリーして、頑張ります(笑)」

■Profile

チョン・ソンリョン選手

198514日生まれ、大韓民国・京畿道城南市出身のプロサッカー選手。
ポジションはゴールキーパー。元韓国代表。

〈所属チーム歴〉
西歸浦高等学校(大韓民国) - 浦項スティーラース(大韓民国) - 城南一和(大韓民国)
- 水原三星ブルーウィングス(大韓民国) - 現在:川崎フロンターレ 

2018年・2020年 Jリーグベストイレブンに選出
2008年・2012年 オリンピック韓国代表
2010年・2014 FIFAワールドカップ韓国代表
2007年・2011年・2015 AFCアジアカップ韓国代表

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