【Think Athleteインタビュー】サッカー・栗本広輝選手 Vol.1「人生における大きな決断。アメリカへの挑戦を機に本気でリカバリーと向き合う」

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目標に向かい進み続けるために、コンディショニング作り、そしてアスリート人生を設計できる方を、Think Athleteと定義。ベネクスとしては、リカバリー環境のサポートにより、悔いのないアスリート生活、人生のサポートすることを目指しています。

今回はThink Athleteの第三弾として、サッカーJ2リーグの大宮アルディージャで活躍する栗本広輝選手に取材をさせていただきました。

栗本選手は、Honda FC、海外リーグを経験され、2022年2月にJリーグデビューされるという、唯一無二の経歴をお持ちの選手です。そんな栗本選手に今回、リカバリーに対する意識について語っていただきました。

RLスタッフ:栗本選手、本日はよろしくお願いいたします。まずはベネクスとの出会いについてお聞かせください。

栗本選手:出会ったのはちょうど5年くらい前で、僕がアメリカに行く前のタイミングでした。当時日本でサッカーをしていた時は企業チームだったので、最悪、怪我をしてプレーができなくなっても会社で働けるという環境にあったのですが、そこからプロになるという時に、それまで以上にできる限り怪我をしないよう自分でケアをしなければいけないと思うようになり、インターネット等で色々と調べ始めました。

RLスタッフ:何というワードで検索して、知ってくださったのですか。

栗本選手:「リカバリーウェア」、「睡眠」、「運動後のリカバリー」、「ノンコンプレッション」などをキーワードに検索しました。当時コンプレッションインナーなど、締め付けでリカバリーするという商品や方法はよくあったんですけど、試した感じだと自分にあまり合わなくて。コンプレッションが無いもの、かつ、もっとトレーニング以外の時間でリカバリーできるものはないのかなと思って調べていたところ、ベネクスの商品を見つけました。それで、ベネクスのカスタマーサービスに直接問合せをして、お話しさせていただきました(笑)

RLスタッフ:そうでしたよね(笑)あの時はありがとうございました。最初にベネクスと出会った時の第一印象はどうでしたか。

栗本選手:本当に効くのかな? という疑問は正直ありました。でも、当時僕は怪我もしたくないという想いで、何か変化したかったんです。とりあえず自分が気になることを試したかった。本当かどうかわからないけど、できることはやってみようかなというので使い始めました。

あと、当時よく見てもらっていたトレーナーの方が、ベネクスのクロスを使っている講義を見たことがあったみたいで、腰痛で前屈できない人がクロスをかけてやるとできるようになったというエピソードを聞いたことがあったのも大きかったです。

RLスタッフ:一番初めに使ってみた時の感想はいかがでしたか。

栗本選手:着た時に身体が暖かくなったのが印象的でした。その時はたしか春先でまだ寒い時期だったのに、寝るまで身体が冷めないのと、商品は『リチャージ』シリーズの上下長袖だったんですけど、生地が薄いのに1枚で暖かかったので上には何も着ていませんでした。

RLスタッフ:アメリカに行かれる際に商品を持って行きたいということでご連絡をいただいて、実際お持ちいただきましたが、ウェアの効果の体感は違いましたか。

栗本選手:特に感じたのは、日本に帰ってきてからより、アメリカにいる時でした。アメリカは国内で時差があるので、特に移動が大変です。基本飛行機移動で、バスも使いましたが大抵8時間はかかるんです。日本は国内移動で時差がないのですごい楽だなと感じました。

RLスタッフ:それは大変ですね。途中休憩などはありましたか。

栗本選手:ガソリンを入れる時だけでした。バスにトイレがついていたので、休憩はほとんどなくて、そんな中でも、リカバリーウェアを使って移動すると、使わない時より楽になっている感覚や、試合で動ける感覚がすごい強かったです。

それと、最初の方はよく時差ボケになると思うんですけど、僕はあまりならなかったので、着たことが要因のひとつとしてあるのかなと思いました。練習以外のところではずっと着るようにしていたので。

RLスタッフ:ありがとうございます。もともとアメリカに行かれたきっかけは何でしたか。

栗本選手:アメリカに行く34年前からアメリカのメジャーリーグサッカー、日本で言うとJ1リーグのようなところが盛り上がっているというのを知っていて、それで興味を持ったのが一つです。自分でテストトライアウトを受けて合格をして、行きました。ホンダの中でも色々な経験もさせていただけていたと思いますが、きっと会えなかった人にも今会えていると思うと、あの時の決断は良かったと思っています。

あとは、あんまりできないんですけど、英語を喋れるようになりたいというのが二つ目にあって、三つ目に、ずっと日本で生活していた自分の価値観や見識を広げたいということがありましたね。

RLスタッフ:アメリカでプレーしていた時と日本でプレーしていた時で身体にかかる負担の違いはありましたか。

栗本選手:アメリカの方が断然きつかったです。移動の面も大変でしたし、日常のストレスもありました。日本だと日本人ならではの分かっている部分もあるのですが、アメリカだとやっぱり上手くコミュニケーションが取れないこともあって、肉体的にも精神的にも大変なことはありました。向こうは自己の主張が強かったり文化の違いもあったりしたんですが、日本はどっちかというとみんなで頑張ろうという雰囲気が強いのかなとより感じました。

RLスタッフ:そのような環境の変化を経て、プレーは変わりましたか。

栗本選手:アメリカの時よりも日本の方が、自分がしたいことに対して楽にプレーできています。アメリカでは、自分が活躍することを第一に考えて、受け入れてもらうには結果が大事という考えでプレーしていました。日本は、結果だけでなく過程とか一緒にやることが大事という考え方なので、日本の方が少し楽に感じますね。

RLスタッフ:アメリカで着ていた時と、今着ている時で体感に差はありますか。

栗本選手:たまに洗濯などで着ないタイミングがあるんですけど、次の日の寝起きが良くないと感じることはあります。また着るといつもと同じ感じに戻ります。着た時に違いを感じるというより、使わなくなった時に違いを感じやすくなった感じがします。

RLスタッフ:お客様にも、同様のお声をいただくことがありました。長くご使用いただきうれしいです。先程、プレーについてのお話の中でコミュニケーションの壁についてもおっしゃられていましたが、現地では語学学校などには通われていたのですか。

栗本選手:いいえ、行ってなかったです。全く英語が喋れない中で、周りの人に助けられました。話すうちに身につけて行ったという感覚です。日本の学校で学ぶ英語だと、文法がきっちりしていると思うんですけど、僕は正直そこが少し間違っていても、相手に伝えたいことが伝わることがコミュニケーションにおいて大事だと考えています。

RLスタッフ:帰って来られてそのようなご経験を活かせているなと感じる場面はありましたか。

栗本選手:行く前に比べて、人に対して積極的に声をかけたり、思いを伝えるようになったので、それはすごくプラスだったなと感じます。

RLスタッフ:プレーする上でも大切なコミュニケーションの積極性を身につけられたことはとても大きいですよね。そのように海外でのご経験をされた栗本選手だからこそ、プレーだけではない魅力があって、より応援したいです。

Profile

◇プロサッカー選手 栗本 広輝選手
1990616日 生まれ、愛知県出身のプロサッカー選手。

順天堂大学卒業後、ジャパンフットボールリーグのHonda FC、アメリカのUSL(実質2部リーグ)のチームでの経験を経て、現在J2チームの大宮アルディージャに所属、ミッドフィルダーとして活躍中。

〈所属チーム歴〉
清水商高 - 順天堂大 - HONDA FCJFL - Fresno FC(アメリカ/USL Championship - Colorado Springs Switchbacks FC(アメリカ/USL Championship - Oklahoma City Energy FC(アメリカ/USL Championship - 現在:大宮アルディージャ

公式SNSアカウント

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