【Think Athleteインタビュー】ライフセーバー 大西明選手「全力で楽しむために何ができるか何をするか。意識して休む時間を Vol.1」

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目標に向かい進み続けるために、コンディショニング作り、そしてアスリート人生を設計できる方を、Think Athleteと定義。ベネクスとしては、リカバリー環境のサポートにより、悔いのないアスリート生活、人生のサポートをすることを目指しています。

今回はThink Athleteの第五弾として、ライフセーバー大西明選手に取材をさせていただきました。

5月3日にGlide Ocean Paddle Race兼全日本選手権・海外派遣選考レースが控えている中で、本業と競技の両立、現在感じていること、使命感、遊びや海を愛するものとして常に意識している事を語っていただきました。

RLスタッフ:5月3日に大会を控えている中で本日はインタビューありがとうございます。

大西選手:53日にGlide Ocean Paddle Raceの全日本予選会があります。今までは選出されるのが1人だけだったのですが、今回は何人選ばれるかわかりません。世界大会へ選出されるのもトップタイムから10%以内なので、該当者がいれば選出されますし、いなければ選出されない、そんな状況となっています。

RLスタッフ:もう間もなくですね。大西選手は19歳で競技に出会い、その後仕事と競技の両立を続けていらっしゃいますが、現在勤務されている米軍消防隊の勤務形態はどのようなスケジュールになりますか?

大西選手: 朝出勤し、次の日の朝までの丸一日勤務です。今日も朝7時に勤務が終わり帰宅しました(笑) 2交代制で、1年間、12月までスケジュールが決まっています。転職し、現在の米軍消防隊に勤めたのは2000年の9月からなので、勤務して20年以上になります。 

RLスタッフ:通常の一般会社員とは違う、かなり特殊な勤務体系ですね。 

大西選手:勤務の中で消灯時間はありますが、当然その時間でも出動要請があれば動くことになります。

RLスタッフ:緊張状態も長く続くかと思います。勤務体系が特殊な仕事、かつ競技生活がある中で休まる時間はありますか?

大西選手:そうですね、常に「何とか休む時間をとりたい、しっかり休みたい」と思っています。なので勤務後、たまに温泉に行き何も考えずボーっとする時間をつくったり、針に行き体のケアをする時間を意識的に作っています。

RLスタッフ:そんな中でベネクスと出会うきっかけになったのは?

大西選手:常に休む事を気にかけていたので、「何かもっと疲れが取れるものはないかな?」と思い、最初は当時流行っていたコンプレッションタイプのウェアを着用していました。試している中で、着ていると締め付けが気になるし、個人的に効果はどうなんだろうと思っているときに、丁度ラジオ番組のFMヨコハマから、着圧ではないリラックスできるリカバリーウェアがあると聞き、直感で「面白い!」と思い購入しました。10年以上前になりますが今もその時のウェアは現役で着用してます。そこからご縁があり、応援のご支援を頂いてます。

RLスタッフ:ありがとうございます。私たちのユーザーは大西選手と同年代4050代の方が多く、同じく仕事での疲れを感じ、それを解消したいという方も多いと思います。大西選手は仕事に加え、さらに負荷のかかる競技を両立されている中で、休養を上手く取り入れ、さらに良いパフォーマンスを発揮されている。そんな姿が、ユーザーの参考にもなりますし、「応援したい!」という気持ちも駆り立てるかと思います。

大西選手:そうですね、ハードな分、"休むこと=休養"に関してはすごく気をつかっています。食べ物や飲み物もパフォーマンスが落ちないようにセーブしています。

RLスタッフ:仕事も競技においても、どちらも体のセーブ・ケアをストイックにされているんですね。

大西選手:表裏一体じゃないですが、仕事があるから競技も頑張れる。逆もそうです。頑張りたいから休む、活躍したいから休む。忙しい中、頑張りすぎてしまうと壊れてしまうので、そのためにどう休むか、どう時間を作っていくか常日頃考えています。

RLスタッフ:これから目指す目標はありますか?

大西選手:ひとつは、"生涯現役"のロールモデルになること。日本は50代を超えても活躍している人が少ないと感じています。僕のやっているオーシャンレーシング(外洋を20Km漕ぐ大会)は、海外だと405060代の方が沢山活躍されている。率直に日本は遅れているなと感じています。

RLスタッフ:きっかけとなったご経験があったのでしょうか?

大西選手:1994年に当時24歳の時にライフセービングの日本代表で、世界選手権に行った際、カルチャーショックを受けました。小学生から年配の方まで幅広い年代が、ライフセービングの大会に参加しすごく楽しまれてたんです。大会の幅も広く、世界大会、クラブチーム大会、マスターズもありました。日本ではまだ学生ほどの20代前後の人達しか参加していない。スポーツに関して遅れてるな、まだまだ発展途上なんだなと痛感しました。
だからこそ、誰かがロールモデルにならなければいけなと感じ、24歳の時に"生涯現役"という目標を掲げました。僕がやっていかなきゃなと使命感を感じました。
現在日本のオーシャンレーシングでトップレベルという位置では、僕が最年長です。「僕を越そうと、負かしてやろうと若い方がどんどん出てきてほしい、と牽引役になっていこう!」と思っています。

RLスタッフ:最年長の大西選手が、競技全体の底上げを率先してされていると。

大西選手:最近では競技とは別に、逗子で小学生を対象に年間を通して海・山でアクティビティ活動する"黒門とびうおクラブ※"という地域のコミュニティーのコーチをしています。そこに参加する子たちが目指すものを作ってあげたいなと思ってます。若い子たちは勝ちにこだわる傾向がありますが、勝つことだけがすべてじゃなく、最後まで諦めない気持ち、姿勢が大切で、「たとえ順位がビリだったとしても真剣に全力で挑むこと、それがかっこいいんだよ!」と伝えていくことが大事かなと思ってます。

RLスタッフ:素敵な活動ですね、大西選手ご本人が楽しんでらっしゃる印象を受けます。

大西選手:子供達と同目線で、真剣に大人も遊ぶ。同目線で接する事で、子供に伝わる、伝えることもあると思います。今の社会に求められている事だと思ってます。仕事も競技も楽しいから頑張れるし、そのためにはエネルギーも必要です。そのためには休みを取る事を常に意識しています。

※黒門とびうおクラブ
http://sokka.world/projects_list/tobiuoclub/
※新規入会は現在募集しておりません。

Profile

Akira Onishi
大西 明
 / ライフセーバー

1970年、神奈川県逗子市生まれ。東海大学在籍中にライフセービングに出会い、1994年にイギリスで行われたレスキュー94に日本代表として出場。アイアンマンレースにて6位入賞を果たす。以降、競技活動を続け、2018年と2019年には、オーシャンレーシング日本代表として世界選手権フランス大会に連続出場した。長きにわたり現役のアスリートとして活躍するかたわら、逗子市をホームに完全予約制のサーフスキーレッスンを開催している。

【レーススケジュール】
5/3...Glide Ocean Paddle Race兼全日本選手権・海外派遣選考レース
5/20...東伊豆チャレンジ
6/4...松崎シーカヤックマラソン
7/2...丹沢湖カヌーレース

サイト:https://www.assurfski.com/
YOUTUBE:https://www.youtube.com/@assurfskipaddlesports8258
Instagram: https://www.instagram.com/as_surfski_paddle_and_sports/

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