Recovery action
2021/11/4

この秋は読書でリカバリーしよう

通勤電車の中で、本や新聞を読んでいる人をたくさん見かけたのもずいぶん前のこと。読書もニュースのチェックも、今や圧倒的にスマホの時代です。「デジタルの方が便利だし、内容は同じでしょ?」、もちろん紙からデジタルになって物語が変わってしまうわけではありませんが、リカバリーの点から見ると大きな違いがありそうなのです。

現代の五感に関わるストレス調査はおどろきの結果に

音を聞き、臭いをかぎ、物を触り......毎日の暮らしの中で私たちは「五感」をフルに使って生活していますが、さて、ここで問題です。5つの感覚の中で、もっとも現代女性のストレスと密接なのはどの感覚でしょうか? オフラボの「ココロの体力測定2017」の結果では、答えは「視覚」。全国7万人の女性(20 - 69歳)から、厚生労働省ストレスチェック基準による高ストレス者(77点以上)を抽出。複数回答で五感ストレスを見てみたところ、なんと上位10項目のほとんどが視覚に関するもの! 第1位は、多くの人が思わずうなづくであろう「ついスマホを見てしまう」(58.6%)でした。

高ストレス者の五感関連ストレス上位10項目

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テレビより、PCよりもスマホに注意すべき理由とは?

長時間に渡り画面を食い入るように見つめるものとしては、テレビやゲーム、PCもありますが、とりわけスマホがストレスになりやすいのには「距離の近さ」や「まばたきの減少」などいくつかの理由があります。中でもスマホ画面から発せられる「ブルーライト」は、目に大きな負担をかけることで知られています。
ブルーライトは、可視光線の中でもっともエネルギーが強い光です。角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達するほどのパワーを持ち、さらに波長が短く光が散乱しやすいため、時に「まぶしい」と感じたり、像がぼやけたりします。

ブルーライトを発するデバイスの中でも、スマホは最多です。眼精疲労によって起こる肩こりや頭痛といった「痛み」は大きなストレス要因のひとつです。またそれだけでなく、SNS利用などによるコミュニケーション疲れは、心のストレスにもつながります。

デジタルデトックスの時間、読書で心に栄養を

スマホを手放して空いた時間に、おすすめするのは読書です。理由の一つは、読書習慣のある女性は低ストレス傾向であるということ。「ココロの体力測定2018」の結果では、本を読む習慣がある低ストレス女性は、高ストレス女性の2倍近くという結果になりました。そしてもう一つの理由は、紙からはブルーライトは発生しないということ。スマホに熱中するのと文庫本を読むのでは、目の疲れ方に大きな違いがあるのです。

ページをめるくときの紙の手触りも、またいいものです。この記事をもしスマホで読んでくださっているならば、この後はリカバリーウェアを着て、スマホを置いて本を一冊手に。昔読んだ小説も、時を経て読み返してみるとまた違った気持に出会えるかもしれません。

10月27日 - 11月9日の「読書週間」を"リカバル週間"に

成人女性は1日にどれくらい本を読んでいると思いますか?女性全体(調査対象の全国7万人)では、半数以上の52.9%が読書習慣は「ほとんどない」と回答。ストレスレベル別では、厚生労働省のストレスチェック基準による高ストレス者(77点以上)は平均を上回る62.0%でしたが、低ストレス者(39点以下)は39.5%と、読書習慣のある人が多い結果となりました。とくに「1日30分以上」で差が出る傾向です。
年齢層別では、20代の「読書をしない」が67.3%と非常に高く、40代からは「読書30分以上」が上昇します。
また、月1回以上「図書館」を利用する人は、低ストレス者が多いという調査結果も出ています。

月1回以上行動するレジャー(場所・行動)

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今年も10月27日(土)から読書週間がスタートしています。ネットやSNSの過剰な利用は、ブルーライトによる疲れ目、そして疲れ目により引き起こされる眼精疲労ストレスの原因に。毎日の通勤時間を読書時間に、また休日は図書館をもっと活用してみませんか?

取材・執筆:オフラボSTAFF

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