アメフト人生をともに歩むベネクスはお守りのような存在

Hidetetsu Nishimura
西村 豪哲 / アメリカンフットボール選手

1985年、東京生まれ。2009年から、社会人アメリカンフットボールリーグ「富士通フロンティアーズ」でキッカーを務める。各ポジションで活躍した選手を讃える「オールX」には、6度選出(歴代キッカー最多)。プレーはもはや芸術の域。休養はプレーに不可欠と言い切り、コンディション維持には定評がある。

ぼーっとする時間が、
切り替えのスイッチ

練習中は、”ぼーっとする時間“を大切にしています。単にぼーっとしていると言うと語弊がありそうですが(笑)、自分の場合は、ずっと走り続けるような練習は合いません。

アメリカンフットボールでのポジションは「プレースキッカー」で、キックによってフィールドゴールで得点を狙うのがミッションの1つ。試合中に動き続けるというよりは、要所で決めていくことが求められますし、その1本で勝敗が決まる事もありますのでまさに一発集中です!肝心な時に力が発揮できるよう、コンディションを整えていかなければなりません。そのためには、“切り替え”が必要です。

この心と身体の切り替えスイッチになっているのが、先ほどのぼーっとする時間。ビジネスマンが仕事中に行う息抜きと同じ要領で、僕は臆病者なので常に不安からプレーの事を考えてしまう為、ゆっくりと練習風景や周囲の建物を見たり、空を眺めたりすることで、一旦考えを止めることが出来、自然と良い集中力を維持できるんです。なので常に「ON」と「OFF」の切り替えスイッチを頭に持っています。

身体の状態を聞く、
セルフトークという方法

アスリートを続けるためには、体調管理は必要不可欠です。そのためには、自分自身の身体の状態を知らなければなりません。僕の場合は、朝起きた瞬間から、身体との会話を始めるようにしています。いわゆる“セルフトーク”ですね。このセルフトークは、毎日行っています。

朝起き上がったときに痛むところはないか?カラダの傾きや張りはどうか?全身の状態をスキャニングするように観察し、自己分析する。その結果をもとに、今のコンディションに対するケアや練習メニューを1つずつ考えていきます。

セルフトークで身体が疲れていると感じる時は、アラームが鳴っているのと同じ。若い頃は、それでもがむしゃらに休まず練習してきました。とにかく成績を残すことに必死だったし、若いから回復も早かったので。

でも今は、若い頃と違って回復が遅いのが分かるようになりました。培ってきた技術もあるので、「上手く休みを取り入れる」が今のテーマ。セルフトークを行なって、身体の声を確認することで練習量やトレーニング量を調整したり、思い切って休む事が、今は何よりも結果につながると気づいたんです。身体へのアプローチを変えてから、また技術も上達し、結果がついてくるようになりましたね。

“どうしよう!ではなく、
どうしたらよいか?”を考える

ここ1年は、新型コロナウィルスの流行による競技者生活の心配をされることも多いです。でも個人的には、特に影響はありませんし大したことはないです。むしろ僕よりも、はるかに大変な思いをしている方々がいますし、学生生活最後の大会が出来なかった子供たちも沢山います。大会が出来ても学生最後の晴れ姿を見る事が出来ない親御さんたちもいたりと、いまこうしている時間にも苦しんでいる方が沢山います。

もちろん従来のようなトレーニングや試合は難しくなりましたが、トレーニングはジム以外でもできるはずです。僕の場合は、自宅の廊下で日々基礎的なトレーニングを続けましたし、思いっきりボールは蹴れなくても足の感覚を忘れない程度で自分の駐車場でボールも蹴っていました(笑)。工夫次第でどうにでもできますので、どんな時でも社会の変化に対して、どうしよう!と混乱するよりも、じゃあどうしたらよいか?と考えています。

ベネクスは、
コンディションキープの強い味方

自粛生活の中でも、変わらず続けている習慣もあります。コンディションを維持するために、1日の終わりに20分、ぬるま湯につかっています。お風呂から出たら、ベネクスのリカバリーウェアを着てゆっくりストレッチをしていく。すると、自然に身体がほぐれて、スムーズに入眠できるんです。大げさに言うつもりはないんですが、本当にストンと眠りに入っていくんですよ。

僕の場合は、就寝時だけでなく、家に帰ったらベネクスに着替えることが習慣になっています。「手洗い、うがい、ベネクス、ナイスガイ!」(笑)帰ったらすぐに着替え。愛用歴は約10年ですが、競技成績もベネクスを使いはじめてから変わりました。この10年でチーム優勝を5回、個人タイトルも過去最多の6回、獲得していますが、競技者人生の大切なシーンをベネクスと歩んできたと思っていますし、愛着もありますね。もう、ベネクスはお守りみたいな存在です。

こんな時期だからこそ、心豊かに。
変化を楽しみたい

1年後の目標は、こうしてまた取材をしていただけること。自分の成績やキャリアは、家族やサポーター、スポンサーの方々など、応援してくれる皆さんあってのものです。応援してくれる方々がいることでモチベーションにもつながるし、ここまで来ることができました。もし、来年もこのような機会を得られるなら、それは周囲のはげましに応えられた成績をおさめられたということだと思います。

36歳という年になり、自分の身体や周りで新しい変化が起こる中、今年僕の尊敬するある方から『人は変化の中で生きているということ。一生、同じ環境で過ごせる人などいないから変化を変容する事が大事だよ』と学ばせていただきました。スポーツの世界も世の中も変わりませんね。

世の中に目を向けると、まだしばらくは、制限のある生活が続きますよね。でも、それも人生の変化の1つだと。だからこそ、心豊かに生きたい!と思います。今の環境に合うよう、自分自身を変化させていく。そんなしなやかな人生でありたい。これを読んでいる皆さんも、そうであったほしいです。新しい生活様式も、今までの社会ルールが1つ増えただけだと思って、どうか明るく過ごしていただきたい。

皆と力を合わせて共存していくことが大切な時代ですから、自ら楽しさや心地よさを提供できる存在になりたいと思っています。

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